2010年5月14日(金)カテゴリ:M・C・エッシャー
エッシャー vol.005 久しぶりのM.C. エッシャー展
先日エッシャー展に行って来ました。
場所は奈良県立美術館。せんとくんで賑わう奈良です。
エッシャーとなれば絶対に行かないといけません。最終日、ギリギリセーフです。
今回はどんな感じかな、と会場内へ。初期のものから後期までまあまあの展示数でした。でもひとつ。展示の仕方が残念…。作品との間にガラス空間があり距離が遠すぎて版画のディティールが全く分かりませんでした。まあ展示会場等の問題とかがあるとはおもいますが、それでも…です。あきません。物販コーナーでは図録が売り切れ…。もっと作っときなさいっ!。Tシャツのデザインとかも…う〜ん。愛情込めていいますが……もっと頑張れっ!!!
まあそれはいいとして、エッシャーといえば「だまし絵」というのが一般的です。僕が中学生の頃に初めて観たのも「上昇と下降」という作品。
これまでいろいろと観て来て思う事は、だまし絵作品といわれる作風になる以前の作品がいいんです。年代としては1930-40年代。彼が30-40歳前後です。挿絵作品を板目木版や木口木版、リトグラフで制作していた頃になります。作家ですがグラフィックデザイナーとしてもいろんな仕事も受けて油がのっていた時が好きです。同じ頃にはオランダ郵便局の切手もデザインしてます。今回の会場にはその頃の木版作品やその原版もあり、やっぱり作業が丁寧やなあと改めて感心しました。どうしてもだまし絵という肩書きを意識してしまうのですが、もし今後作品を観る機会がありましたら、是非この頃の作品なども意識してご覧ください。

「静物と街路」(1937年/板目木版)作品、小物のセンスが憎い!。
ちなみにこんなダリ風なものも制作しています。この作品展示はなかったです。

あと、「物見の塔」は1970年の少年マガジンの表紙を飾っています。だまし絵ですよーみたいに赤と黄色で色分けされています。なんかPOPに見えて斬新です。
あしたのジョーに巨人の星。時代を感じます。

ではまた次回展示会を楽しみに待っています!!

